新型コロナワクチンに関する長期的リスクの検証

   

医者のコメントを中心に、長期的なリスクがあるとの主張と、リスクは無いとの主張についてまとめました。ワクチンを接種すべきかどうかを判断するご参考としてください。

両者の主張を照らし合わせると、矛盾する内容が多くあり、専門家でない私たちが出来ることは結局のところどちらの主張を信じるかしかありません。

全体の主張を通じて私が感じた点や考え方は以下の通りです。

  • リスクが無いと主張している側に共通するのは、①リスクが無いと断定している、②長期的なリスクについては言及しない、の2点
  • ワクチン接種は妊娠出来なくなるリスクが相応にありそう。将来自分の子供を産む予定の方は、摂取しない方が得策(コロナ感染による死亡や後遺症のリスクよりも、ワクチンの副作用によって被るリスクの方が大きい)

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リスクがあるとの主張

女医のキャリー博士は、このワクチン開発当初から携わった方です。このワクチンが①エイズウィルスの遺伝子配列②不妊を促す物質③発癌性物質④PEGが重篤なアレルギーを引き起こす。と危険性を訴えています。(中略)ファイザー元副社長で主任だったイードン博士はワクチンは即刻中止すべきと訴えています(ワクチンは「無期限の不妊症」を引き起こす懸念がある)。(中略)ハーバド大学の研究者からの警告告:mRNAの注射はヒトのDNAを永久に変化させる可能性があると論文を出しています(中略)厚労省も、「このワクチンが免疫系に重大なダメージを与える可能性があるのか」という質問に対し、「ダメージをあたえるかどうかは判らない。それを危惧されるのであれば、結果が出る5-6年後に接種されては如何ですか」という返答だったことが判明しました。(整形外科開業医 宮城)

mRNAワクチンは人工ウイルスと言え、女性が不妊化する可能性があります。(内科の開業医 大阪府)

これまで、mRNAは逆転写されることはなく、遺伝子には影響しないとされていました。しかし、一部は逆転写される可能性があるとの論文も発表されており、接種後、遺伝子の他の部位に影響を与える可能性を秘めています。その可能性がどんな形で現れるのか不明です。もしかすると組み換えられた遺伝子が発がんを誘発するかもしれない。実際に、エボラ出血熱のワクチンが同じ方法で作られ接種を受けた数十人に白血病患者が発生し、そのワクチンは製造中止となっています。(長崎県開業医 内科)

イタリアは7月にも子どもへの接種を開始する可能性があるが、医師や弁護士のグループが長期的な安全性を示すデータが不足しているとして保留を求めている。(ロイター)

リスクが無いとの主張

このワクチンは、遺伝子組み換え技術とは関係ありません。遺伝子に悪影響を与えない。というのがこうしたタイプのワクチンを作るうえでの大原則です。もともとヒトの細胞の中にはたくさんのmRNAがありますが、これらが私たちの遺伝子の中に入り込んで、悪さをすることはありません。私たちの体にはこれらのmRNAが遺伝情報がしまってある「核」の中には入ってこれないようにする仕組みがあります。ですからmRNAワクチンは、基本的にヒトの遺伝子(染色体・DNA)がある細胞の核の中に入り込むことはないのです。また、RNAをDNAに変換したり、そのDNAを組み込んだりするための酵素もないため、ヒトの遺伝子に変化を起こすことはありません(神奈川県医師会)

ヒト遺伝子DNAは,DNA→mRNA→蛋白質という一方向にしか処理されない。mRNAが逆流してDNAに再組み込みされる処理系をヒト細胞は持ち得ないし,逆転写酵素がワクチンに含まれるはずもない(検疫官 京大医学部卒)

RNAワクチンで遺伝子に影響が出ることはない(呼吸器内科の開業医 長野県)

RNAって遺伝子でしょ、遺伝子うったら、自分のDNAが変わって自分の遺伝子が組み換えられてしまうのではという不安です。それについてはあり得ないと考えられています(耳鼻咽喉科開業医 千葉県)

二重三重に安全が担保されていますので、「ウイルスの遺伝情報を打ち込んで、自分の遺伝子が・・・」といったような心配は全くない訳です(がん専門病院 東京都)

新型コロナワクチンに含まれるウイルスのmRNAは、ヒトの細胞に入ってもDNAを書き換えるメカニズムがありません。これは卵子や精子などの生殖細胞でも同様です。米国では、2021年2月時点で約3万5000人の女性が妊娠中にワクチンを接種したと答えています。これらの女性の妊娠・出産経過を詳しく調べたところ、ワクチンを接種していない方と比べて、流産や早産、先天奇形の発生率は変わらないことが分かっています。このことから、妊娠中のワクチン接種が胎児に悪い影響を与えることはないと考えられます。(メディカルノート)

新型コロナウイルスのワクチンの妊婦への接種について、産婦人科の医師などで作る学会が提言をまとめ、長期的な副反応などに関して今後、情報を集める必要があるものの、現時点では接種を受けるメリットのほうが大きいとしました。(NHK)

 

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